学生の一人暮らし、どこがいい?シェアハウス学生寮・学生寮・学生マンションの違いを解説

column2023.07.03

大学や短大、専門学校に進学するにあたって、一人暮らしを検討中。

でも、学生寮や学生マンション、一人暮らし向け賃貸もあって「自分にはどこが合っているのかわからない!」 という方も多いのではないでしょうか。

ここでは一人暮らしの物件選びに悩んでいる学生や保護者の方に向けて、学生寮と学生マンションと一人暮らし向け賃貸、そして、シェアハウス学生寮の代表ハウスとして「チェルシーハウス国分寺」の違いを解説します。

ぜひ、一人暮らしの物件選びの参考にしてみてくださいね。

学生向け住居の特徴をタイプ別に比較!

物件の設備や費用、食事など生活に関すること、人間関係など、学生寮と学生マンション、一人暮らし向け賃貸、そしてシェアハウス学生寮の代表として「チェルシーハウス国分寺」をご紹介し、それぞれの違いについて解説します。

先に見たい項目がある方は以下のリンクからご覧ください。

 


 

物件の設備について

充実した学生生活に欠かせない、物件の設備を比較しました。

学生寮 学生マンション 一人暮らし向け賃貸 シェアハウス学生寮
共有広場 × ×
バス 共有 専有 専有 共有
トイレ 共有 専有 専有 共有
キッチン 共有 専有 専有 共有
家具 ×
家電 ×
部屋タイプ 個室または相部屋 個室 個室 個室または相部屋
セキュリティ
管理人 ×

それぞれ詳しく見ていきましょう。

最低限の準備で生活が始められる『学生寮』

学生寮の居室タイプは、個室または相部屋があります。

各居室や共有部に家具・家電が備わっている物件が多いため、身の回りのものを最低限用意すればすぐに生活を始められますよ。

バス、トイレ、キッチンなどは共用であることが一般的ですが、近年の学生寮では各居室に備わっている物件も増えているため、居室に充実した設備のある学生寮をお探しの場合は開設年月の新しい物件がおすすめです。

学生寮は寮母(管理人)が管理しているため、不測の事態が発生した時の相談ごとや夜間施錠などのセキュリティ体制が整っています。

建物構造やセキュリティも盤石な『学生マンション』

学生マンションは一般的なマンションやアパートと同じ構造ですが、入居者が学生に限られているという点が異なります。

バス、トイレ、キッチンなど生活に必要な設備は各居室に備わっていて、最近では家具家電などをオプションでつけられる物件も増えているようです。

建物構造は鉄骨鉄筋コンクリート造が多いため防音性や耐震強度に優れているので、プライベートな空間を確保できます。他にも、オートロックや監視カメラなどセキュリティが充実している学生マンションがある点も魅力ですね。

カスタマイズ可能なプライベート空間『一人暮らし向け賃貸』

一人暮らし向け賃貸の場合、バス、トイレ、キッチンなどの基本設備は各居室に備わっていますが、家具家電などは全て自分で用意しなければなりません。

反面、住む場所や部屋の間取り、自分の使いたい家具家電などにとことんこだわれることがメリットです。

物件により設備は異なるため、セキュリティの高さや居室の広さ、設備の充実など自分好みの居室を幅広い物件情報の中から選ぶことができますよ。

交流スペースの広さが充実した『シェアハウス学生寮』

シェアハウス学生寮「チェルシーハウス」には、基本的な家具家電はもちろん、食器、調理器具に至るまでハウス内に共有備品として設置しています。

そのため、まくらやかけ布団、シャンプーや歯ブラシなど身の回りのものを持参するだけですぐに生活を始められます。

また、談話スペースと集中スペースが分かれており、最大42名ほどの寮生が一同に会して話し合えるほど十分な広さのある共用スペースも魅力です。

寮母はいませんが、日中の清掃スタッフは清掃だけの関わりだけでなく寮生生活のサポートをしているので、生活のお困りごとの相談に乗ることもあります。

セキュリティ面は玄関にオートロックを完備し、寮内の各部屋は施錠で対応しています。

 


入寮費用について

入居時と入居中にかかる費用を、物件のタイプ別に比較します。

学生寮 学生マンション 一人暮らし向け賃貸 シェアハウス学生寮
家賃 77,058円 67,196円 77,500円 相部屋:33,000円
個室:63,000
管理費 12,994円 9,042円 4,750円 相部屋:19,000
個室:18,000
敷金(入居時) 67,091円 69,667円 70,250円 相部屋:33,000円
個室:63,000
入居金または礼金または入館費(入居時) 85,323円 117,921円 68,375円 30,000円
事務手数料(入居時) 不明 不明 不明 25,000円
仲介手数料 不明 不明 家賃の1.1倍 0円
更新料 月額賃料7割〜10割 50,698円 家賃1か月分 0円
水光熱費 管理費込
※場所によっては別途徴収されることもある
8,000円 個人 管理費込
インターネット代 管理費込 5,000円 個人 管理費込
食事 賃料・管理費込 30,000円 個人 個人
  学生寮 学生マンション 一人暮らし向け賃貸 シェアハウス学生寮
※学生寮:2023年5月国分寺周辺学生寮独自調査
※学生マンション:2023年5月がくるーむ調べ(条件:賃料最大値、国分寺駅、食事なし)
※一人暮らし向け賃貸:2023年5月SUUMO調べ(条件:ワンルーム、国分寺駅、マンション、駅徒歩20分以内、築年数15年以内国分寺駅)

生計を気にせず学業に専念できる『学生寮』

学生寮の多くは、管理費、水道光熱費、食費などが定額で、学生マンションなどと比べて低価格です。そのため生活費を管理する手間が省け、一人暮らしがはじめての方でも安心して学業に専念できます。

家具家電が備え付けられているため、引越し費用や初期費用を抑えられる点も魅力です。

ただし、更新料やシステム利用料などの名目で追加コストがかかることがあります。月額賃料の7割〜10割、場合によってはそれ以上の更新料がかかるケースもあります。

多年度契約で多額の費用を前払いして、後々留学や休学をすることになった場合、その分の費用が無駄になることもあるため、注意が必要です。

◆学生寮・学生マンションの問題点の詳細はこちらをご参考ください。

生活力の向上も期待できる『学生マンション』

学生マンションはバス、トイレ、キッチンは各室に備わっていますが、そのほか生活に必要なものは自分で用意する必要があるので学生寮と比べて入居時にかかる費用とランニングコストは割高となります。

また、入居時に月額家賃の他、仲介手数料、敷金、契約金などのコストが別途発生します。セキュリティや各居室の設備内容によっては、一般的な賃貸物件よりも家賃が高くなることもあるようです。

生活をはじめた後は、食費や光熱費などの生活費の管理も必要です。

金銭管理能力が養われる『一人暮らし向け賃貸』

一人暮らし向け賃貸の場合、物件によって家賃が大きく異なります。例として国分寺駅周辺の家賃相場※は、ワンルームで7.4万円、1LDKだと11.3万円です。
2023年5月SUUMO調べ(条件:国分寺駅、マンション、駅徒歩10~15分、築年数5~10年)

敷金、礼金を加えると、賃貸物件の初期費用は他の学生向け物件に比べて一段と高額になります。契約金、手数料、共益費や水道光熱費、インターネット代金など生活にかかる費用も物件によって差があります。

一人暮らしがはじめての学生にとって金銭管理が難しい点はありますが、社会に出たときに役に立つスキルになるはず。

入寮後の余計なコストがかからない『シェアハウス学生寮』

シェアハウス学生寮「チェルシーハウス」には、大物家具・家電が用意されているので、引越し費用などの初期費用も抑えられます。

管理費の中に水道光熱費やインターネット代、トイレットペーパーなどの一部消耗品も含まれているので、細々とした生活費の管理も不要です。

また、賃貸には珍しく更新料が0円で、生活をはじめたあとには賃料以外にコストはかからないのも魅力です。

ただし、食事の用意は自分で行わなければならないので食費の管理が必要になります。

詳しい物件情報はこちら

 


 

生活スタイルについて

物件ごとに、生活スタイルにどのような違いがあるのか比較します。

家事の時間を抑えて生活する『学生寮』

多くの学生寮では食事が提供されていて、栄養バランスが整った食事を摂ることができます。

共有スペースの掃除などは、多くの場合専門業者や管理者が行います。そのため、家事に時間をかけずに済み、プライベートな時間を十分に確保できます。

生活のサポートが充実しているため、一人暮らしに不安がある方は学生寮を選ぶと安心です。

ただし、インターン活動など学外での活動も活発に行いたいという学生の場合、食事の提供時間に間に合わないこともあるため、食事付きという制約が足枷となってしまうこともあります。帰省や旅行時にも食事代が発生してしまうといったデメリットもあるため注意が必要です。

プライベート空間を確保して生活する『学生マンション』

学生マンションは学校に通いやすいエリアにあり、入居者が主に近隣の学校の学生という安心感があります。

従来の学生マンションは食事や清掃の提供がない物件が一般的でした。現在もそうした学生マンションは存在しますが、食事提供や共有部の清掃といった生活サポートを実施する学生マンションも増えています。

学生寮との大きな違いは、自室にキッチンやバストイレなどが備わっており、プライベートな空間を確保できることです。
自炊を楽しむなど、自由に生活したい方におすすめです。

周囲を気にせず自由に生活する『一人暮らし向け賃貸』

賃貸物件の場合、学生向けの生活サポートは一切ありません。
食事は自炊が基本で、自分で栄養バランスや食費を考えて用意する必要があります。

掃除などの家事や生活の中で発生するトラブル対応も全て自分で行う必要があります。学業との両立は大変かもしれませんが、生活力は養われるでしょう。

体調不良になったときに頼れる人が近くにいないなどの不安はありますが、周囲を気にせずマイペースに行動できるのが利点です。プライベートを最優先にしたい方に向いていると言えます。

人のいる空間で安心して生活する『シェアハウス学生寮』

シェアハウス学生寮「チェルシーハウス」は、居住者それぞれの生活リズムに合わせて食事が取れるようにと食事の提供を行なっていません。調理用具が備え付けられた共用キッチンで自由に自炊が可能です。

他の学生寮との大きな違いは、充実した共有スペースです。広いリビングにスタディルーム(自習室)、ゲストルームなど、いつでも他の居住者と交流できる環境が揃っています。

入居する学生からは、多様な学生との共同生活を通じて自分の興味、関心、価値観をアップデートすることができると評判です。


また、体調不良に陥った時も、常に周囲に人がいるので安心です。事務局でも体調不良の報告があった場合に備え、感染症対策フローや療養できる別室などを用意し、対応しています。

 


 

交流(人間関係)について

学生時代に築いた人間関係は、後の人生においても財産となり得ます。
各物件で入居者同士の交流がどのように行われているか比較します。

学校や年齢の垣根を超えた交流が生まれやすい『学生寮』

学生寮には、入居者が交流できるよう共有スペースが設けられている物件が多く見られます。

他者との交流を求めて入居する学生も多く、学校や年齢の垣根を越えて友人が作りやすいのが特徴です。

居住者同士の交流は前提としない『学生マンション』

学生マンションは、居住者同士の交流を前提としていない物件が多いです。

中には共有スペースが設けられていたり、入居者の交流イベントを催したりする物件もありますが、学生寮と比べると入居者同士の交流は活発ではありません。

あえて交流をしたくないという学生にとっては好都合ですが、入居者同士の交流を求めている学生は別の形態の学生向け賃貸を検討するとよいでしょう。

孤独を感じやすい方には辛い『一人暮らし向け賃貸』

賃貸物件の場合、他の住人と交流することはほとんどありません。

居住者の年齢や職業なども様々です。どのような人が住んでいるかわからなかったり、トラブルが起きたときに自分で対応しなければならなかったり、セキュリティの面で不安を感じる方も多いでしょう。

また、一人でいるのが好きという方には過ごしやすい環境ですが、孤独を感じやすい方は注意しましょう。

24時間自分のペースで交流できる『シェアハウス学生寮』

シェアハウス学生寮「チェルシーハウス」は、部屋から一歩外に出ると、全てが共有スペースなので、共有部に人さえいれば、様々な学校や年齢の仲間と交流が可能です。

相部屋はかならず人がいる空間になるので、24時間いつでも交流することができます。もちろん交流とプライベートのバランスは自分で決めることができ、相部屋の場合でも交流バランスを程よく決めているという子もいます。

相部屋についてのインタビューはこちら

また、寮内には先輩もいるので、勉強や就職のことなども相談できます。

年に1度の大イベント「運動会」や旅行など、寮生が自分自身の手で企画運営するイベントも多数。
他者と交流することで自分を成長させたいという方にうってつけの環境です。

 


 

規則について

学生向け物件などにみられる、一般的な規則についてタイプ別に比較します。

時間の制限や門限がある『学生寮』

共用で使用するスペースが多いことから、食事や入浴の時間に制限があったり、門限が設定されていたりと、学生寮ごとに様々なルールがあります。門限があるのため、夜間アルバイトが制限される場合も。

規則正しい生活が送れるといったメリットはありますが、窮屈に感じることもあるかもしれません。

友人を招いたり泊めたりすることにも規制があり、あらかじめ申請が必要なことも。寮によってはゲスト専用ルームで対応したり、家族のみ宿泊可能とされていたりします。

管理規則のみで自由度の高い『学生マンション』

学生マンション場合、マンション自体の管理規制はあっても、基本的に門限はありません。

夜間のバイトや、自由な学生生活を満喫したい人に向いています。

友人を招いたり泊めたりすることにも規制はありませんが、そのまま暮らすのはNGです。

友人の宿泊も可能な『一人暮らし賃貸』

賃貸物件では、友人を招くのも泊めるのも全てが自由です。

ただし、物件ごとに定められた規則には従う必要があります。

自分が管理者なので、トラブルが起きた際にも自分で対応しなければなりません。生活を維持するための自己管理が大切です。

学生自身が考える寮生ルールのある『シェアハウス学生寮』

シェアハウス学生寮「チェルシーハウス」には常駐の寮母(管理者)はおりません。門限・外泊届けなどの規則もないため、自由に学生生活を楽しめます。

規則は、運営者が定めた住まいのルールブックがあるほか、「寮生ルール」があります。
寮生ルールは、入寮生全員が心地よく共同生活を送るために必要なことを、寮生同士で話し合い、定められたルールです。

運営者が定めた規則の一例としては「部外者の宿泊は禁止」があります。ですが、ご友人の招待は歓迎です。

招かれたご友人が他の入居者とも仲良くなったり、何度も遊びに来るうちにチェルシーハウスに入居していたりといった事例も過去にあります。
(感染症などの状況により規則を変更する場合があります)

 


シェアハウス学生寮「チェルシーハウス国分寺」はどんなところ?

チェルシーハウスは、男女合同のシェアハウス学生寮です。

最大の特徴は、自分達の生活をより良くするために必要なルールや仕組みを、寮生自身が提案・検討・運用していること。

生活をする中で「他者と共存し問題を解決する力」を高めることができます。

居室は、より密度の高い人間関係を築きたい人向けの相部屋(2人部屋)と、プライベートな時間を大切にしたい人向けの1人部屋のいずれかを選択でき、相部屋のパートナーは入居者の生活リズムなどを考慮し運営側が決定しています。

寝食を共にした仲間との絆は一生物です。
より充実した共同生活と人間関係を築くことができます。

入寮前には学生本人と個別面談を実施していますが、他者と交流することに前向きで、自分をアップデートしたいという意欲ある学生が特に多いです。

お互いを尊重し高め合うコミュニケーションが可能となっています。

チェルシーハウス国分寺では入寮生を募集しています。

まずは個別説明会でお話をきいてみませんか?


学生向け住居の特徴をタイプ別に比較しました。

一般的な学生寮は生活サポートが充実していて、はじめての一人暮らしでも安心です。費用も抑えられます。

学生マンションはセキュリティが充実していて、プライベートな空間も確保できます。その分費用面は割高です。

賃貸物件は全てを自分の裁量で決められる自由度の高さが魅力ですが、その分自己管理が苦手な人にとっては生活を維持するのが大変という声も。

学生の一人暮らしの不安を解消し、他者との交流を通して自分を成長させたいという方には、シェアハウス学生寮「チェルシーハウス」も選択しに入れてみてください。

充実した学生生活を送るため、この記事を参考に自分に合った住まいを見つけてくださいね。

(ライター/松尾しのぶ、調査・編集/LEGIKA)