チェルシーハウスでは二人で一部屋に住む「相部屋制度」を採用しています。

一人部屋の居住も可能ですが、多くの入居者が相部屋を選択しており、2024年12月現在では入居者のうち約7割の方が相部屋生活を送っています。

1.なぜ相部屋制度があるの?

チェルシーハウスには、共同生活で生まれるコミュニケーションを通じ、多様な価値観に触れて成長してほしいという願いがあります。

そのため、寮の制度は人間関係やコミュニケーションの濃度を最大限高められるよう設計されていて、『相部屋制度』もその筆頭です。

同室のパートナーは最も近い隣人として、生活の大部分を共に過ごすことになります。

楽しいことばかりではありませんが、日常生活の中で価値観のすり合わせや行き違いの解決を通じ、社会性を育む機会になると考えています。

2.相部屋の居室について

居室は、19㎡(約11帖)の広さを相部屋の2人で分ける形となり、大型の収納スペースや照明、エアコン、ベッドなどが備え付けられています。

それ以外の家具については、基本的には自由に持ち込み、配置が可能です。勉強机や本棚を設置する寮生も多いです。
※消費電力の大きい電子機器の持ち込みは禁止しています

広々とした居室のレイアウトは、相部屋パートナーと話し合って決めることがほとんどで、部屋の真ん中でスペースを区切ることが多いようです。

3.パートナーはどうやって決まるの?

パートナーは入寮審査でお伺いする、生活習慣や今後の生活イメージによって分けることが多いです。

例えば、起床・就寝時間をはじめとする生活リズム、快適な室温や部屋の散らかり具合は過ごしやすさに直結するため、なるべく感覚の近い方と同室になるよう配慮しています。

一方、性格や趣味、専攻については違いがあるほうがお互い刺激になってポジティブな影響を及ぼしうると考えているため、特別そろえるということはしていません。

入居希望者の皆様には自分と違う考え方を楽しむつもりで入居していただきたいです。

4.トラブルが起きた場合

生活習慣など折り合いのつけいにくい部分では、あらかじめトラブルにならないよう配慮して組み合わせを決めています。
ただし、性格や考え方の違いがトラブルに発展することは稀にあります。

チェルシーハウスでは自主性を重んじるため、なるべく自分たちで話し合って解決してもらうことを目指しています。

関係がどうしようもなくこじれた場合や、規約違反・重大なトラブルに発展する可能性がある場合など、当事者間での解決が困難な場合には、チェルシーハウス事務局のスタッフも関与しますので、ご安心ください。

状況によっては、部屋の配置換えを行うこともあります。

 

 

5.相部屋インタビュー

実際に寮生はどのように過ごしているのか、相部屋生活の魅力や楽しむための工夫をインタビューにて紹介します。

「日常の何気ない瞬間の全てが一番の思い出になる、相部屋生活の魅力とは」より一部抜粋

Q.相部屋生活を選んだ理由は?


どちらかといえば消極的な性格なので、寮で知らない人たちと暮らすのはどうだろう……と不安を感じていました。

ただ、そんな調子で1人部屋だったら絶対に部屋から出なくなりそうだし、それではCHにいる意味がないなと思ったので、思い切って相部屋にしました。

Q.相部屋生活を振り返っての思い出は?

近所のスーパーに二人で連れ立って買い物に行くみたいな日常が一番の思い出です。

普通の友達とのお出かけだと帰りは別々になりますが、一緒の寮で同じ部屋に住んでいるから最後まで一緒にいられて、部屋でくつろぎながら「楽しかったね」って言ってる。

その瞬間が私にとって一番の思い出です。

Q. 相部屋の相方とはどんな存在ですか?

家族じゃないんですけど家族みたいな、友達以上で家族でもない特別な相棒みたいな言葉がぴったりくるなと思います。

普通の友達みたいに一緒に遊ぶこともありますが、それ以上に生活を共有しているので、私は最近の相方のことだったら、きっと家族よりも知っている自信があります。それに、きっと私のこと誰よりも知ってるだろうなって。

Q.相部屋を検討している方へメッセージをください!

「相部屋は楽しい」の一言に尽きるなと思います。かけがえのない時間が過ごせるという意味で、すごくおすすめです。

いつか恋人と同棲する時の練習にも!という感じですね(笑)まずはCHのような相部屋で暮らしてみて、全く違う環境で育った人と暮らす練習をしてみるのもいいと思います。

そのほかのインタビューはこちらから

女子相部屋インタビュー

男子相部屋インタビュー


どんな学生寮・シェアハウスでも、共同生活ではトラブルがつきものです。

しかし、トラブルを乗り越えることこそが、コミュニティの絆を深めたり、個人の成長につながったりすることもまた事実です。そして、これこそが共同生活の醍醐味とも言えます。

チェルシーハウスでは学年や性別の壁もとりはらい、入居者全員が対等に関わり合う空間を目指しています。

些細なトラブルをただ不安視するのではなく、問題解決を楽しみ、最終的には成長に繋げられるような皆様の入居をお待ちしています。