一番仲良い部屋にしたいって思って入ったんです

寮生早稲田大学 教育学部3年 服部 みぎわさん/中央大学 総合政策学部4年 齋藤 舞華さん

チェルシーハウス国分寺(以下チェルシー)は一人部屋と相部屋が選べます。

そのなかでも、一番人気は他ではできない経験が待っている「相部屋」です。

今回、相部屋になって1年半になる二人に相部屋インタビューと題して、相部屋生活などのお話しを詳しく伺いました。

PROFILE
早稲田大学 教育学部3年 服部 みぎわさん
中央大学 総合政策学部4年 齋藤 舞華さん
早稲田大学 教育学部3年 服部 みぎわさん
中央大学 総合政策学部4年 齋藤 舞華さん

———相部屋について伺う前に、そもそもなぜチェルシーに入ることに決めたんですか?

齋藤普通の寮っぽくないところに惹かれました。普通の寮だったら心はこんなに動かなかったですね。社会人と話す機会があるところとか。

服部前の寮を出たかったから(笑)2年生からチェルシーに。

それまでは一人部屋が3畳しかなく、ユニット制で部屋とリビングがガラス張りの寮でした。800人くらい住んでいる寮だったので、50人くらいの寮だと楽しい生活送れるかなーと。

———入ってみて、実際のところどうでした?

齋藤相部屋にはそもそも抵抗感はなかったですね。

チェルシー全体でいうと、周りからすぐに評価をもらえるのはうれしいなと思った。

例えば、2人で料理を作ってると他の寮生がいつの間にか集まってきて、一緒に作ってた友達に「巻き込む力あるね」って言われました。自分ではそんな意識全くないんですけど、その子がそう感じる位だから、その兆しや芽があるのかなと。

それで、「よし頑張ろっ」みたいな(笑)

服部ギャップは何もなかった(笑)

たまに汚れているところを見ても、あー汚れてる、きれいなところ見ても、あーきれいと思って終わり(笑)

———あるがままを受け入れる性格?

服部刺激を受けることはあるけど、ギャップに落胆したことはなかったですね。

———いいギャップはありましたか?

服部住んでいる人がいい人なので、すぐ友達になれたことです。

今まで、大学の姉妹校で中高と過ごし、仲がいい友達といることが多かったんです。逆に適度に距離のある人と挨拶したりすることが少なくて、そういうのがとてもとても苦手だったんですよ(笑)。

だけどチェルシーに入って社交性が身につきました。

対話という行為がだんだん楽しくなってきた

———相部屋の良いところを聞いていいですか?

服部そうですね、人の話を身近でじっくり聞く体験をあまりしてこなかったけど、それができたこと。

それができるようになり、対話という行為がだんだん楽しくなってきた。そして、他の場所でもそれを楽しめるようになった。

あと、その日あったことをすぐ話せるのは、すごくありがたいですね。夜、寝る前に互いの近況を話すのが習慣になってます。

互いに帰りが遅いときが多いんですけど、それでも寝る前30分くらい話しますね。

ベッドがL字型に置いてあるので、ベッドに座りながら真ん中の空間に向けてしゃべる感じ(笑)

齋藤私は日記を書きながら話すことが多いですね、日記は日課です^^

服部私は編み物したり、ぼーっとしたり、ストレッチとかしてる(笑)

———差し支えない範囲で会話の内容を教えてもらえますか?

齋藤服部

バイトの話とか、あとは寮生にヘンなあだ名つけて語ったりとか(笑)

話題が上がりやすい人が3人くらいいて、その人たちは良く登場する(笑)

スタイルが違うのが逆に良かったのかも

———日々の悩みや考え事を言葉にすることで、ストレスが解消されたり、頭の中が整理されることって実際ありますか?

齋藤ありますねー(しみじみ)。

言語化することで、自分の中でストンと落ちるというか、なんで自分、こんなにモヤモヤしてたんだろうかってことが整理される。

服部私もあります。でも、私は溜めてから言うかな、ぼそっと。

その時、「あ、言っちゃったな」って(笑)舞華ちゃんが日々会ったことを話してくれて、とても楽しい。

スタイルが違うのが逆に良かったのかも。

互いに聞き役だとだんまりになるかもしれないし(笑)

———次に、相部屋で互いに気をつけるところはありますか?

齋藤小さいことですが、遅く帰ってきたときは電気をつけないとかですかね。

服部朝早いときは、そーっとでることですかね。あと、一回で外に出れるようにするとか?

齋藤おー、ほんと!?すごーい!!

服部相手が起きているのはわかっているんですけど、でもそーっとする気遣いが大事かなって。

入寮するときに一番仲良い部屋にしたいって思って入ったんです

———暗黙のルールみたいのはありますか?

齋藤特にないですねー。互いに眠たいときは、じゃあ寝るねって互いに素直に言ってますね。

あ、実は私、入寮するときに一番仲良い部屋にしたいって思って入ったんです(笑)、意気込んで(笑)

服部えーーー?!すごーい!

齋藤でも、入りたての頃は緊張してた。

教育の話をし出したり、最初は意識的にお菓子買ってきたり(笑) 今は意識せずに買ってきて“食べる”?って。

———なるほどー、今は同い年のように仲良いけど、昔は先輩後輩みたいのありました?

服部なかったですね(笑)

はじめから「ちゃん」づけで呼んじゃってました。私が何も気にしなさすぎた(笑)

でも今思えば舞華ちゃんがいろいろ気を遣ってくれたんだなって分かりました(苦笑)

———自分からみて相方ってどんな人?好きなところや素敵なところは?

齋藤愛のある人^^

私が就活中に、「お祈りしてたよ」って後から言われて、「えっ、そうなんだーって(感激)」

服部(恥ずかしすぎて)死んでしまいたい(笑)

———服部さんはどうですか?

服部舞華ちゃんは素直で言葉に対する感覚が繊細な人だと思う。素直でまっすぐ。

あと習慣を大切にする人かな。日記だけじゃなく家計簿とかもつけてる。そして影響受けて私もつけはじめた(笑)

共同生活の醍醐味はご飯を一緒に食べられること

———それでは、最後にチェルシーハウス入寮を検討している人にメッセージをお願いします。

齋藤共同生活の醍醐味を話すと、ご飯を一緒に作って、一緒に食べられることかなと思います。

食を共にすることで、無意識に仲良くなれる気がします。心の親密度が食の力で一気に高まる感じです。キッチンも新しくなり、料理が楽しいですよ。

服部 パートナー(や寮生)と向き合った分だけ大きな見返りがあります。

ただそこ(積極的にコミュニケーションをとること)に対するモチベーションがないとベースを作るのは大変かもしれません。

迷っている人は一回チェルシーに入ってみたらいいんじゃないですかね!