2人部屋になるのが楽しみで。
早く相部屋って言いたかった(笑)
(2015年当時のインタビュー内容を原文のまま載せております)
今回の寮生インタビューは相部屋の相方同士の対談!
(※チェルシーハウスは、全ての部屋が2人部屋です。)
話している雰囲気から、仲の良さがうかがえるインタビューとなりました。
(右)登林功貴:明治大学総合数理学部3年生。
(左)山下顕人:東京学芸大学教育学部5年生。
――お二人は相部屋ですが、一緒に暮らしていてどんな感想を持ちましたか?
山下 二人で生活するのが初めてで、最初すごく緊張していました。
それまでは大学の男子寮の一人部屋だったから、一人暮らしとそんな変わらなかったんだよね。
登林 俺は顕人さんより前からチェルシーハウスに住んでいたんだけど、その時は一人だったから、
チェルシーの他の部屋をみていたら楽しそうで、うらやましかった。
だから二人部屋になるのが楽しみで。早く相部屋って言いたかった(笑)。
山下 最初越してきたとき、のぼりんが留学行っていたんだよね。
登林 そうそういなかった。
山下 めっちゃガタイのいいボクシングやってるやつ、って聞いてたからびびってた(笑)。
でも一緒に暮らしているうちに「あれ?こいつそんな怖くないぞ」ってわかったかな。
登林 部屋としては上手くいっている方だよね。
あんまり干渉しあわないかな。お互い合わせるタイプだから。
山下 そうね。何かあったら言えるしね。
登林 文句がでないっすね。価値観が違うのはすごくあるけど。
俺は顕人さんをみていると、「受け入れることがすごく大事なんだな」と思いますね。
こういう考え方もあるんだ、と。
山下 照れるな(笑)
登林 6号室はちゃんと関係性を持ったうえでうまく行っていると思う。
部屋でチェルシーのことや進路についても話したりするし。
先輩がいるから先のことがわかっていいと思う。
山下 逆に、俺は下の学年を見てフレッシュさをもらうよ。
登林 同学年でもスタディールームで勉強している人をみると刺激になる。
学校ではみんな遊んでばっかりだけど、「俺もやらなきゃ」って焦るな。
寮にいると、その人なりの価値観がわかるのが、面白いよね。
山下 そうね。メンター会になるとそれがよくわかるね。
――そう言えば、二人とも同じメンター会でしたね。
メンター会の進め方はそれぞれですが、二人の班はどのように進めていますか?
山下 11月からちょっと変えるんですけど、それまではテーマトークをしていました。
登林 4人くらいの班になってテーマについて語ってから、メンター会で発表してフィードバックをもらうっていうやり方。
山下 これからは、一人の社会人に何人かの寮生がついて、もっと距離が近くなるようなメンター会になります。
メンターさんに、「この人にはこのことを相談しよう、聞いてみよう」ということもできるし、
結構メリットの大きい制度だと思っています。
それから、学校で過ごしていると学生だけの視点しかないけど、
この前のチェルシーカフェでライターの人の話が聞けてよかったな。
メンターさんも変な人がいっぱいるし。こんな人生もあるんだなって考えが広がる。
職に困ったら頼ろうと思っているし(笑)。
登林 チェルシーハウスに住むことで、将来役に立つ刺激がたくさんあるというメリットもあるけど、
それ以上に、住んでいて普通に楽しいと思う。
わいわいしていますよね。いつも。
山下 4、5年生はそれぞれやりたいことやっているって感じだけどね。
環境はすごくいい。しゃべる人、読む本、観るテレビ、やるゲーム、全部あるね。
登林 一人暮らしに戻ったら寂しくなりそうだな。
山下 何気ない会話とか。みんなでいっしょに鍋つくったりとか。
そういうのが一番、後から振り返ったらいい思い出になっていると思う。
――チェルシーハウス入寮を考えている人にメッセージをお願いします。
山下 寮生の中で、第一印象がいまいちでも、あとから印象が変わることがあるからそれが面白い。
登林 みんなが変わるんすよね。みんなが受け入れる体制になる。
山下 一人暮らしだったら知り合えない人たちがたくさんいるし、男女混合で大学も違う。
チェルシーならではだよね。
登林 毎年雰囲気が変わっていくと思うし、
興味があったらチェルシーハウスでやっているイベントに参加するだけでも面白いと思います。
インタビュアー:ひかるん(大島 ひかる)
津田塾大学学芸学部国際関係学科在学中。
部屋にオードリーヘップバーンが貼ってある25号室の住人。