チューリップチェア
今回は、名作チェアのご紹介です。1956年、フィンランド人建築家・家具デザイナーであるエーロ・サーリネンのデザインによるチューリップチェアです。サーリネンはJFK空港のターミナル5を設計したことでも有名です。
まさにモダニズムの元祖とも言われる曲線の美しさと予想以上の座り心地が大変魅力的です。また、素材としてアルミのほかガラス繊維強化プラスチック (GFRP) が使用されたフレームなどデザインだけでなく構造的にもかなり斬新なチェアです。 昨年解体が完了した都内の某有名ホテルの客室にあったものを買い付けました。多少の汚れ・傷みはありますが、みなさんの親世代が憧れたホテルの華やかな記憶が感じられるはずです。
アントチェア
続いてアントチェア。 かなり有名なのでカフェやお洒落な施設で見かけた事もあるのではないでしょうか?北欧デザインを代表する、デンマークで最も著名なデザイナー・建築家の一人アルネ・ヤコブセンのデザインによるものです。 アルネ・ヤコブセン これ以外にもセブンチェアやスワンチェアといった椅子は日本国内の至る所で見かけるようになりました。しかし、正規のライセンスを得たメーカーによるものは高額な為、リプロダクトと呼ばれる非正規ライセンス商品も珍しくありません。但し、やはり正規品のクオリティはリプロダクトのそれとは一線を画します。 カラーはオレンジ!スタッフがアンティークショップで掘り起こしてきた逸品です。 是非、本物のすばらしさとデザイナーへの敬意を共有してもらいたいとの考えからチェルシーハウスでは、本物の名作家具も一部ですが用意しています。入居者の方は是非、本物を体験して、違いの分かる大人になっていただきたいと思います。