MBA課程の寮生が、 寮生向けキャリアゼミを行いました!

activity2015.07.19

経営学を学ぶ大学院生「いのっち」が、
今年度前半、通称「キャリアゼミ」という寮生有志向けの少人数勉強会を行いました。

今回は、主催者の「いのっち」本人より、
チェルシーハウスへの入寮を迷っている学生に向けて、
キャリアゼミ開催にかける思いについて寄稿してもらいました。

彼の視点から、チェルシーハウスの様子がよく描かれています。
ぜひご覧ください!

 

・・・・・

 

こんにちは!
キャリアゼミを主催した、いのっちと申します。

キャリアゼミでは、僕がしてきた進路選択の体験談を共有したり、
大学院で学んだ企業分析の手法を事前課題に基づきゼミ形式で伝えたりしてきました。

就活を意識し始めた3年生のみならず
1年生2人も含む合計8人が、毎週日曜の夜に集まって、
お互いに自分の希望進路や人生観を打ち明けつつ、
事前課題では切磋琢磨するなどの様子が見られました。

僕も毎週30枚ほどのスライドを用意するなど準備に忙しかったですが、
寮生がキャリアゼミをきっかけにOBOG訪問をするなど進路選択へ積極的に動く姿をみて、
やってよかったと心から思います。

さらに、事前課題で取り上げた企業の工場へ見学に行く機会も設け、
みんなで羽田の物流施設を見に行ったり、ビールの試飲をしに行ったりしたのはよき思い出になりました。

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ヤマトグループ「羽田クロノゲート」での見学の様子

 

◆自分の役目は、寮で「勉強」しあえる環境をつくること

 

僕がキャリアゼミをはじめた背景には、
チェルシーハウスを他の学生寮よりもとんがった環境にしたい、という思いがあります。

東京には学生寮もシェアハウスもごまんとありますから、
人と人とのつながりとか、夜通し夢を語るとかといった経験は、
言ってしまえばどこでもできるわけです。

すると、皆「なぜチェルシーに住むのか」という問いに到達します。

そこで僕は、
せっかく多様な学生が集まっているのだから、
相互に専攻科目をシェアし、
皆で勉強しあって高めあうことができるのではないか

という思いを抱きました。

学部まで広島の田舎で過ごしていた僕からすると、
東京の学生はインターンやアルバイトなどで社会経験を学生のうちに積むことに比重を置きすぎて、
勉強量が足りないように感じます。

そこで、自分と同じくらい勉強する習慣を味わってもらうのが田舎出身である大学院生の僕の役目だと気づき、
少しでもとっつきやすくなるよう経営学を題材に、
日時も休日の夜に設定して開催しました。

キャリアゼミは集客しやすいテーマでしたが、
僕はこれから専攻である簿記・企業財務の講座や、かつて学部で専攻していた言語学、
趣味ではじめた映画学の勉強会なども開いていきたいと考えています。

 

◆メンターさんたちが、キャリアの積み方を教えてくれた

 

僕自身、今でこそ民間企業に就職する予定ですが、
大学院に進学する前公務員に就職する予定で、
公務員試験の合格も果たしていました。

ところが、このまま地元に残っていいのだろうかという不安をきっかけに辞退してしまい、
そのまま東京の大学院を受験し受かって上京してしまったのです。

その後、チェルシーハウスに住み様々な人々と会うなかで、
自分が進みたいと思う分野に幅広い人脈をもった方がおり、
たくさんの方を紹介していただきました。

そして、紹介された方々からその道で活躍するために必要なキャリアの積み方を教わり、
僕の進みたい道はようやく定まりました。

僕を十分に勉強させてくれた親、進路を示してくださったメンターさん達のおかげで
僕は満足できる人生設計を立てることができたと実感しています。

これを還元するのも一つの社会的貢献だと考えて、僕はキャリアゼミを計画し実施しました。

 

◆寮での学びで、学生生活を充実させよう

 

元々は「勉強しあう環境」作りのために始めたゼミですが、
これをきっかけに、チェルシーハウスの輪が強固になることも望んでいます。

昼は学校・サークルなどに打ち込んで、夜も寮内ゼミで真剣に学んで語らい合う…
学生生活を文字通り1秒たりとも無駄にしない環境が、ここにはあります。

 

(そうはいっても、時にはビアガーデンに行ったり、ビール工場に行ったりと息抜きもちゃんとしています。)

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サントリー武蔵野ビール工場に見学 ※写真中央が「いのっち」。未成年はジュースが飲めます。

 

一人暮らしに物足りなさを感じている人は、
ぜひチェルシーに住んで盛り上げてください!

夜通し真剣に話ができる仲間を、みんなでお待ちしております。

 

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キャリアゼミ参加メンバー