全国各地の学校関係者15名にお越しいただき、チェルシーハウス国分寺にて「チェルシーハウス事例報告会」を開催いたしました。事例報告会では、プロジェクトの詳細な経緯や、チェルシーハウス国分寺の物件収支などの具体的な内容を踏まえた説明が行われました。事例説明会後に開催された交流会では活発な意見交換が行われ、予定より1時間近く延長するなど、皆様の教育寮へのご関心の高さを再認識する一日になりました。
まずNPO法人NEWVERY理事長山本より、チェルシーハウスプロジェクト始動の経緯を説明し、学生が学生のうちに社会人と繋がることで、キャリアに対して新しい視点や価値観に気づくことの大切さや、生活面から教育を支える教育寮の大切さを伝えました。次に中古物件をリノベーションする際、対話が生まれやすいよう工夫した点について、㈱ネストレスト南雲社長が実際の寮内を見学しながら説明し、収支の詳細についても公開しました。そして、チェルシーハウス国分寺のキュレーターより、ソフト面での工夫や失敗、現在の課題等について説明しました。
今後、教育的付加価値を備えた学生寮を普及させていくことを考えると、エリアや住む学生によって変化させる必要があるため、チェルシーハウス国分寺をそのままコピーした教育寮を構想しても、あまり意味がありません。私たちは自身の運営する寮を公開することで、他の大学が運営している寮の良さと上手く融合させることで、様々な形式の寮を考えていきたいと思っています。
私たちは、時代の流れに沿った教育寮を日本に普及させることを目指しています。
ご意見、ご相談などがございましたら是非ご連絡を頂けましたら幸いです。
チェルシーハウス事務局
小崎