CHのメンターさんやスタツアで出会った方たちは、「”今”を生きている」人が多いと思った
(2015年当時のインタビュー内容を原文のまま載せております)
今回の寮生は津田塾大学英文学科1年生の吉田澪さん!
フレッシュなインタビューになりました。
また、吉田さんは9月にCH島根スタディーツアーにも参加。
今回は、スタディーツアーの感想も合わせた記事です。
Q.入寮を考えたのはどうしてですか?
大学は少人数教育で学科も少ないので、
もっといろんな人と交流したいと思っていました。
でもチェルシーはいろんな大学・専攻の人がいるし、
今までの自分では知らなかった分野の人たちと知り合えることが魅力でした。
それから、帰ってきて「ただいま」「おかえり」といえることが嬉しいですね。
常に誰かがいてくれるという安心感があります。
Q.相部屋の方は4年生でしたが、入寮当初はやはり不安でしたか?
はい。入るまでは心配でした(笑)
彼女とは親しき仲にも礼儀ありという感じでした。
雰囲気が心地良くて、変に気を遣うことはありませんでした。
Q.スタディーツアーに参加しようと思ったきっかけはなんですか?
CHに入寮してみたら、上級生も同学年もスゴイと感じる人がいっぱいいて……どこか自分に自信を持てないところがありました。
そこで、島根のツアーに参加して何か得られるものはあるかなと思って、参加しました。
Q.島根県江津市を訪れた感想を聞かせてください。
スタディーツアーに行く前は島根県のことも全く知らないし、
どうやって魅力を発見するんだろうと不安でした。
ですが、実際に行って江津市の人たちと交流することで、江津のことが好きなんだなと感じることができました。
行かなければわからないことがたくさんあったということが、一番感じたことです。
商店街を歩いて町の人と話した時に「なんにもないよ」とは言っていたけれど、町に対する愛がありました。
空気も景色もきれいで、これぞ日本のふるさとなんだなとほっとしました。
都会の喧騒を忘れて、とはこのことなんだなと感じました。
スタディーツアーを通して成長できた
私のグループは私以外みんな3年生以上でした。
だから、この4日間の目標は、1年生だからって気後れすることなく、
自分の想いや考えを表現してアウトプットすることでした。
発言したことは至らないところもあったかもしれませんが、
まわりの上級生は受けとめて、わかろうとしてくれました。
逆に、私だからこそ言えることがあるんだと、いい意味で開きなおることができました。
あるディスカッションでは、「石州瓦」がテーマだったんですけど、瓦をバッジにする、とか看板を瓦にするとか、
すごく小さいことですけどアイデアをたくさん出すことを意識しました。
私のアイデアがいいね!と言ってくれたから自信もてたし、モチベーションも保てました。
島根に行く前よりは成長できたと自負しています。
みんなでいろんなことを話し合ってつくりあげていったけれど、
もっと改善点があったという悔しさもあります。
そして、4日目のプレゼン終了後、それをグループのメンバーで共有できたのがよかったなぁ、と思って。
反省や後悔も、スタツアに参加したからこそだと思います。
CHに住んでいて、寮生同士で競うことはなかなかありませんから。
CHのメンターさんや、スタツアで出会った方たちもそうですが、
「“今”を生きている」人が多いように感じます。
そうなれるのは理想形なのかな、とも思いますが、少しでもそういう人たちに近づけるようになりたいです。
インタビュアー:ひかるん(大島 ひかる)
津田塾大学学芸学部国際関係学科在学中。スタディツアーにも参加。
江津で食べた刺身定食は美味しかったなあ。