「まさにこれを求めていた」「世界が広がった」1号室の二人の暮らし

寮生上智大学1年 佐藤さん / 早稲田大学3年 大森さん

チェルシーハウス国分寺で相部屋生活を送る佐藤君と大森君に、日々の暮らしについてインタビューしました。

大森君(左)と佐藤君(右)

── まずは自己紹介もかねてチェルシーハウスに入った経緯を教えてください。 

佐藤:
僕は今大学1年生で、4月から入居しています。
いとこがたまたまチェルシーハウスに入居経験があって、すすめてもらいました。

元々いとこのInstagramを見ていて、チェルシーハウスの投稿は明るいものばかりで、自分が溶け込めるか心配でした。
けどせっかくの大学生活だからと思い、入居を決めました。 

大森:
僕は大学3年生で、1月から入居しています。
元々大学の男子寮に入っていましたが、4か月間地方の酪農を営む農家さんの家にホームステイをしていて、東京に帰ってくるタイミングでこっちに移ってきました。

 

── 二人は相部屋ということで、チェルシーハウスでは相部屋か個室か選べますが、どうして相部屋にしようと思ったんですか?

大森:
最初はちょっと迷いがあったんですけど、学生のうちにしかできないことだなと思ったので相部屋にしてみました。

佐藤:
僕もどうせこういう環境に来るなら、相部屋にしてしまおうと思いました。

 

── 二人の初対面はどんな感じでしたか? 

大森:
会う前にビデオ通話をしました。ビデオじゃそんなに盛り上がらなかったですけどね。笑
会ってみたらかなり波長が合いました。お互いストレスなく過ごせています。

佐藤:
お互いの口数とかが近いので、しゃべりすぎず、干渉しすぎないのがいいですね。 

 

── もめることってありますか? 

大森:
もめたというほどではないですが、結構僕が音とか匂いに敏感で。
佐藤君が朝早くバイトに行くんですけど、その時なるべく静かにしてくれ、みたいなことはありましたね。

あと部屋でカップラーメン食べないで、とか。でもそのくらいです。

佐藤:
僕はなにも言ったことないですね。

 

── 部屋のレイアウトはどうやって決めているんですか? 

大森:
テレビとか冷蔵庫とか共有のものはなるべく真ん中において、お互い相手の方には入らないようにしています。
部屋の中でもプライベートは尊重するというか。

佐藤:
このテレビはおじいちゃんの家から持ってきました。
捨てるっていうからもったいなくて。チェルシーハウスの中でもかなり大きいテレビだと思います。

大森:
このテレビ台はチェルシーハウスの卒業生から受け継ぎました。ちなみに僕のこの机も貰い物ですね。
自分でちょっと板加えて広くしましたけど。家具はほとんど貰い物です。

佐藤:
ベッドの間のカーペットは僕の誕生日に大森君が買ってくれたものです。

── かなりキレイで住みやすそうです。二人とも部屋で過ごす時間ってどのくらいあるんですか? 

佐藤:
授業やバイトで出かけることもありますけど、二人とも結構部屋にいるので、二人で過ごす時間はまあまあ長いかもしれません。
夏休みの最初の方はずっと部屋いましたね。どっちかがレポート書いてて、どっちかがゲームしてたりとかですね。

大森:
二人で映画をみたり、ゲームしたりすることもたまにはあります。けど、別々のことをしてることが多いです。
お互いあんまり意識してないですね。いるのが当たり前というか。

 

── 部屋で快適に過ごすために、なにかルールなど決めていますか? 

大森:
特に決めたりはしないですけど、“お互い部屋の相手側半分には入らないようにしよう”という暗黙の了解はありますね。 

── こういう寮に住んでいると、結局みんなと仲良くなると思うんですけど、その中でも相部屋のパートナーはどんな位置づけになりますか? 

大森:
男子は結構ドライなことが多い気がします。女子の方はずっと一緒にいるようなペアもいますね。

佐藤:
けどやっぱり、部屋という空間でともに過ごす分、話す量が多いのでちょっと違うかなと思います。
どこの部屋もパートナーとしか話さないような内容はあるんじゃないですかね。

 

── なるほど。相部屋のパートナーは本当にプライベートな時間まで共有しますもんね。それを息苦しく思うこともありますか?

佐藤:
あんまり思わないですね。一歩踏み出してよかったなと思います。

大森:
僕としてはむしろ「まさにこれを求めていた」という感じです。
大人の管理下ではない、同年代の学生とのピュアな交流を求めていたというところがあったので。

── 入居者間の交流が活発なのはチェルシーハウスの最大の特長ですよね。

大森君にもらったカーペット掃除中

 

── ここからは、相部屋のパートナー以外との関係についても聞かせてください。 

大森:
チェルシーハウスでは共用部が充実しているし、自炊しないといけなくて、自然とキッチンに人が集まるので交流がかなりあります。
個室があり食事もつくってもらえるタイプの学生寮や学生マンションでは、意識しないと風呂食堂以外でのコミュニケーションは生まれにくいので、チェルシーハウスはそこはすごくいいと思ってます。

佐藤:
やっぱりリビングがあるのが大きいよね。
みんな自炊しないといけないから自然と集まるし。
 

 

── そうなんですね。最初から周りに溶け込めましたか? 

大森:
僕は佐藤君より3か月早く入居したんですが、チェルシーハウスの先輩が声をかけてくれたことでスムーズに馴染めました。
当時among us(多人数でプレイできるスマホ・PCゲーム)が流行っていて、リビングでみんなとやることで仲良くなれました。 

佐藤:
最初に大森君にリビングに連れていかれて、紹介してもらえました。
たまたま入居してすぐが誕生日で、誕生日パーティを開いてもらったことでみんなと仲良くなれました。

 

── 共用スペースを活用してくれていてうれしいです。チェルシーハウスの友達とは一緒に出掛けたりするんですか? 

大森:
出かけるとなると車で遠出することが多いですね。こないだはミカン狩りに行ってる子とかいましたね。

佐藤:
結構ありますね。
チェルシーハウスで仲良くなったそうまとおっしー(二人とも入居者)に連れられて山登りに行ったら、はまってしまいました。
それまではやったことなかったのに。

大森:
最近になって装備がすごい増えてきてるよね。リュックとかヘルメットとか。

佐藤:
登山を教えてもらえたっていうのは寮に入って一番よかったことかもしれないです。今まであんまり体動かすこともなかったので。

 

── いつも一緒に出かけるグループみたいなものがあるんですか?山登りとか。 

佐藤:
山登りはそうですが、基本的にはみんな仲良しです。
その時リビングにいるメンバーで『どっか行こうよ』みたいな。
こないだ大森君がハロウィンパーティを企画してくれて、あれもリビングで生まれたアイデアですね。

大森:
そうですね。それもリビングで生まれた企画で。
テディ(入居者)と話しているときに「ハロウィーンパーティをやりたい」という話になりました。
正直、企画は面倒だったんですけど「俺たちがやるしかない」と思い企画しました。

佐藤:
ほぼ全員来たよね。

大森:
全員仮装して、ポテチの食べ比べとかをしました。

2021年度のハロウィンパーティの様子

── 過度な縛りがないから自由に色々企画できるのは面白いですね。
── 最後に、このインタビューを読む人になにかコメントがあればお願いします。 

佐藤:
入ってから、入る前と比べて世界がめちゃめちゃ広がりました。
入るかどうか迷ったけど、勇気を出して入って本当に良かったです。

大森:
やっぱりチェルシーハウスで暮らしていると、一人暮らしや共用部の小さい寮で暮らしている友達に比べ、日常の密度が高い気がします。
部屋に戻れば一人になってしまう生活と比べ、リビングや相部屋があって孤独感を感じることは本当に少ないです。入ってよかったと思います。

── 今日はありがとうございました。 

相部屋といっても、必ずしもアツい親友というわけではないことは、正直意外でした。

必要以上にべたべたしなくても、互いにリスペクトを持って過ごしていれば、自然と唯一無二の関係になれるんですね。

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(おまけ)登山に夢中な佐藤君&海外に興味アリな大森君