2017年2月4日(日)チェルシーカフェ Vol.4
「自分マーケティング」 を開催しました。
チェルシーハウスでは、「チェルシーカフェ」と題して、外部で活躍する方をお迎えし、学生たちが深く考え、新しい概念や学びに触れる時間を提供しています。
今年度最後のチェルシーカフェは、自分と向き合う「自分マーケティング」というワークショップ。
普段は社会人を対象に場づくりを行っている白石輝美さん、下村早苗さんのおふたりにご協力いただきました。
今回のワークショップは、少人数でじっくりと。
最初に自己紹介をして、それぞれの「今」に向き合います。
今日はどうして参加したの?どんな時間を過ごしたい?
今の自分ってどんな状態?(頑張ってる?こだわり屋?自分を変えたい?)
参加者同士で自分を伝えあいます。
普段一緒に過ごしている仲間とは言え、改めて向き合ってみると、ちょっぴり気恥ずかしさもあったり。
次に、自分の「ライフチャート」をみんなで描くことに。
自分の人生を8つの分野に分けて見て、今現在の満足度を1~8の間で示します。
久しぶりに握った色鉛筆。塗り方にも個性が表れます。
満足している部分、そこに色を塗った理由もメモ。
それは、今の自分に何が足りないか、ではなく、
何があるおかげで幸せなのか、に目を向けること。
次に、子ども時代を振り返ります。
家族や身近な友達。こんなところが素敵だった。
夢中になってた遊び、大好物が並ぶ晩ごはん、そういえば好きだったこと。
思い出してみると、なんだか懐かしい、あったかい気持ちになります。
お互いの子ども時代のエピソードを聞いていると、最初は少し意外に思ったことでも、よくよく聞いてみると確かにその人の一部分だな、と感じたり。
そして、自分の「エッセンス」、キーワードを探します。
子どもの頃の自分と、今の自分をつなぐ、しっくりくる言葉。
みんな、なんだか独特の表現をします。
でも、確かに、と思う言葉。
見つけたエッセンスをもとに、
今度は、いつかなりたい自分がしているであろう1日の生活をイメージしてみました。
アルプスを眺めていたり、海辺でおさんぽしていたり、パーリナイ(!)を繰り返している人もいれば、
子育てに奮闘していたり、寝食を忘れるほどバリバリ働いている人も。
最後に白石さんから「イメージした自分に、きっとすぐになれるよ!」という心強い応援のメッセージをいただいて、ワークショップは終了。
何かを教えてもらう場ではなく、自分を探って、気づいていく時間。
それぞれの内面や過去に向き合う繊細さもありつつ、そして自分と仲間のことを知る楽しみにも溢れていました。
ご協力いただいた白石さん、下村さん、素敵な時間をありがとうございました。
来年度はどんなチェルシーカフェになるかな。
またお知らせします。