チェルシーは
学年差があまりなく、
いい意味でフランク。
チェルシーハウス(以下チェルシー)はすべて二人部屋。今回、相部屋になって1年余りになるお二人に相部屋インタビューと題して、相部屋の生活などお話しを伺いました。
女子編はこちら
(左)樋田 拓也(ひだ たくや) さん
(右)前島 俊(まえじま しゅん) さん
–相部屋について伺う前に、どうやってチェルシーを見つけましたか?
前島 元々大学の寮に応募してましたが、漏れました。で、ネットで調べたら第3者の方がブログでチェルシーハウスのことを紹介されてたんです。
樋田 とあるイベントで知り合った元寮生の紹介を通じてチェルシーを知りましたね。
–入寮の決め手はなんでした?
樋田 説明会に参加した時に、現寮生が「すごくいいっすよー!」と、歓迎ムードでした(笑) 元々シェアハウスに住んでいて、他のシェアハウスも見ましたが、内覧ができなかったり、居住者の顔が見えなかったりしたので、全然チェルシーと違いました(笑)そういう意味ではチェルシーは説明会でよく中が見えたのがよかったですね。
前島 共用部分ですかね。ほとんどの寮は大体ワンルームアパートのようなもので交流がない。大学から近かったというのも決め手の一つでしたね。
”入ってすぐの頃、周りの寮生がどんどん声をかけてきてくれた”
–入ってみて、実際のところどうでした?
樋田 既存の寮生が積極的に絡んできてくれた点はとても嬉しかったなぁ。
前島 僕も入ってすぐの頃、周りの寮生がどんどん声をかけてきてくれたのが、とても嬉しかったですね。
–逆にマイナスのGAPは?
樋田 「自発的に行動する」ということを謳っていますが、掃除ができない寮生なども一部いるのはいますね(笑)
前島 僕は特にないですねー。思い返しても出てこないです(笑)
”学年の差があまりなく、いい意味でフランク”
–様々な学年がいるけど、同学年以外の寮生との関係はどう?
前島 チェルシーは学年の差があまりなく、いい意味でフランクかもしれませんね。
樋田 自分は4年ですが、上下関係が堅苦しくないのは逆に過ごしやすいですね。廊下ですれ違って、後輩から「あっ」て立ち止まってお辞儀されても疲れますから(笑)
–それでは、具体的に相部屋トークにはいっていきたいと思います。まず、相部屋に抵抗感ありましたか?
樋田 なかったですね。というのも、過去ピースボートの世界一周の船に乗っていて105日間、4人の相部屋だったんです。
前島 どちらかとういと僕もそんなにプライベート空間は気にしない性格ですかね。小中高とキャンプなどのイベントで部屋を共にすることも多かったので。
”存在しているだけで落ち着くという感じはある”
”料理していると皆集まってくるのがチェルシーの醍醐味”
–相部屋で良かったなって思うことを教えてもらえますか?
樋田 一番は、帰ってきたときや、見送るときに挨拶ができることですね。一人暮らしではできませんから、そこが全然違いますね。存在しているだけで落ち着くという感じはある。帰ってきたときに、誰もいないとそこのスペースがぽっかり空いているような感じになります(笑)
前島 同じですね(笑) 帰ってきたときに相方がいるのと居ないのでは全然違いますね。
インタビュアー 相思相愛って感じ(笑)
樋田&前島 ゲラゲラゲラ(笑)
樋田 他には料理ですかね。一緒に作ることもあって、いつもレパートリー豊富でボリュームもしっかり。食材も分け合ってますね。
前島 そうですね、互いに帰宅してご飯まだのときとかに、互いの食材持ち寄ってあるもので料理してます。
インタビュアー 二人で料理してたら、他の寮生も集まってくる?
樋田 集まってきますねー。昨日もそうでした(笑) そのままお酒も飲みました。そういうのが醍醐味です(笑)
–親しき中にも礼儀あり、といいますが互いに気をつけるところはありますか?
樋田 就寝の時間帯が異なるので、そこですかね。
前島 樋田っちは夜寝るの早くて、朝は早い。僕は逆なので夜、相方が寝たら電気は基本消してます。
インタビュアー 暗くて不便じゃない?
前島 スマホのライト機能使ってます(笑)
インタビュアー 涙ぐましいね(笑)
樋田&前島:ハハハハハ(笑)
–二人の部屋はとても綺麗だけど、生活していて荒れないの?
前島 僕のところは荒れますね(笑) 樋田っちは基本綺麗なんですよ。僕は徐々に崩れていくタイプ(笑) でも、帰省して部屋を空ける前は、気合入れて全部きれいにします。
樋田 あと、部屋飲みする時とかめっちゃ気合いれるんすよ(笑) 常にきれいにすればいいじゃんと思いますけど(笑)
前島 確かに(笑) でも相方の影響は受けてますね。もし相方のスペースがきれいじゃなかったら、自分ももっと荒れてたかも(笑)
”自分の固定観念が覆ることがたくさんありますね”
–自分からみて相方の印象は?
前島 聴き手に徹するタイプ。部屋でも僕がブアーってしゃべって、それを全部聞いてくれる。樋田っちは悩みとかほとんど話さないよね(笑)
樋田 言ってるつもりよ。でもボリュームが全然違うかも(笑)
俊はコミュニケーションをきちんと取ってくれるタイプ。きちんと返してくれて、とても素敵だなと思う。あと、否定しないところ。相手の気分を損ねるようなことはしないので、安心感がある。誰とでも仲良くできて、彼が一人いるだけで場が和むというか。
前島 (照れた様子)東京に出てきて結構変わったかもしれません。高校まで実は、他人の言うことには耳を貸さないタイプだったんですよ。でも大学やチェルシー入っていろんな人と出会っていろんな意見を聞くようになって、自分も気付かないうちに変わっていったと思います。環境の変化は大きいですね。チェルシーって人数も多いし、いろんな人いるじゃないですか。話す量が圧倒的に多いので、その中で自分の固定観念が覆ることがたくさんありますね。
–互いに尊敬している所はある?
樋田 自分に自信があるところですかね。
前島 そんなことないですよ(笑)。基本的にネガティブです。改善したいことはいっぱいある。なので、自分の弱みを指摘してくれる人がいるととても嬉しい。ハッと気付けるので。
前島 樋田っちは「自分の方向性がビシっと固まっていて、曲げないこと」がすごいなって思う。自分にないものを持ってるので、とても尊敬してますね。
樋田 ピースボートに乗り、そういう場所でのいろんなご縁が今の自分の考えや生き方を決めていると思う。人が人を繋げてくれて、今があるって強く感じるんです。その積み重ねですね。
インタビュアー おおお(感嘆の声)
”俊がいてこそ、この3号室が成り立ってる”
–それでは、残り2つ投げかけを。まず改めて互いに感謝のメッセージがあればお願いします。気恥ずかしいと思うけど(笑)
樋田 俊(しゅん)には感謝しています。俊が相部屋だったから、自分はこれまでいたのかなって。俊がいてこそ、この3号室が成り立ってる。だからすぐに抜けられると困るね(笑)
前島 (照れる)そうですねー、僕もかなり影響受けてますね。農業体験などのアクティビティに誘ってくれるし、将来自分も農業を志している身として、この1年間とても充実してました。
”積極的にコミュニケーションを取っていくことが大切”
–最後にチェルシーハウス入寮を検討している人にメッセージをお願いします。
樋田 相部屋になった人と、積極的にコミュニケーションを取っていくのがいいと思う。それがないと自分の居場所を作ることができないからね。相手のことを知らないと不安なことも出てくるし。日々のコミュニケーションは欠かせないかな。なので、チェルシーに入る人は、「コミュニケーションをきちんとする」と決めて入ってきた方が良いかな。
前島 こういうコミュニティって、大体みんな、入って打ち解けられるか不安に思う人が多いと思うんですね。でも、自分のありのままをどんどん発信していけば、それに対しての反応はチェルシーにはたくさんありますね。
インタビュアー 二人の共通の考えとして、「どんなコミュニティでも、自分から積極的にコミュニケーションを取る大切さ」を感じました。
樋田 折角こんな素敵なコミュニティに入って殻にこもるのはもったいないと思うんですよ。自分の居場所を作るためにも積極的にコミュニケーションをとって欲しいですね。
以上
インタビュアー:大堂 良太(チェルシーハウス マネージャー)