2016年9月12日〜15日地域課題解決型スタディツアー3泊4日
〜in 島根県雲南市〜
初日に訪れた雲南市のコワーキングスペース兼シェアオフィス三日市ラボ
昨年に引き続き、チェルシーハウスの有志寮生11名が、2016年9月12日〜15日までの3泊4日にて、地域課題解決型スタディーツアーを行いました。昨年は島根県江津市にお世話になり、今年は同県雲南市で開催されました。
島根県の助成をいただき企画された今回のスタディツアー。
現地の㈱メデュアクトさんと、公益財団法人ふるさと島根定住財団さん、チェルシーハウス国分寺(NPO法人NEWVERY)との3者共同事業として行いました。
昨年はチェルシーハウス寮生のみの参加でしたが、今年は島根大と関西方面の大学生と共に臨みました。初日はバスに乗り、雲南市のまちなかを案内してもらいました。2日目と3日目は地元の老舗起業の3社(㈱田部、㈱吉田ふるさと村、(有)木村有機農園)にインターンとして受け入れて頂きました。そして最終日は、受入先企業の商品6次産業化のプレゼン大会を受入先企業、雲南市役所、ふるさと島根定住財団、一般社団法人スクナヒコなどの関係者にお越しいただいて開催しました。
■初日の様子
初日のIT企業㈱フランジア・ジャパン林田さんの講話。雲南市に移住して何をやっているか、どのような生活を送っているのかを話してくれました。
初日夜に開催された会食(受け入れ先の社員さんとともに)。美味しいお肉を頂きながら、いろいろな話を聞くことができました。
■2日目~3日目の様子(インターン先にて)
㈱吉田ふるさと村の食品加工場での様子。ポーズがやけに決まっています笑
(有)木村有機農園の開発した米粉麺を道の駅直売所で販売する学生。この麺、とても美味しいんです。
㈱田部の養鶏場でとれた卵から開発されたプリンなどが販売されている直営洋菓子店にて。中の作業場でプリンづくりにも携わらせて頂きました。
㈱田部にて卵を選定する作業を行う寮生達。二人ともカメラ目線です笑
■最終日(プレゼン大会)
最終日のプレゼン大会に向け、チェルシーハウスの寮生、島根大、関西圏の学生の混合の各3チームは、インターン先で業務にあたりながら、各企業の設立背景や代表者の想い、6次産業化に関する課題などをつぶさにヒアリングしました。その内容と事前課題で調べた情報を基に、プレゼン大会前日の夜から当日発表直前まで粘り強く話し合いを続けました(とあるチームは朝方5時過ぎまで議論していました)。
プレゼン大会前日の打ち合わせの様子
最終日。プレゼンの様子。学生は皆、真剣でかっこいい表情をしていました。
3チームプレゼン終了後に学生から感想を一言ずつ述べる場面。4日間で一皮向けた印象です。
3チームとも、素晴らしいプレゼン内容で、審査員や聴講者の方々から、様々な視点からのご評価、アドバイス、お褒めの言葉をいただくことができました。
今回の企画を取りまとめて下さった島根県中小企業団体中央会様からは、
「今回初めて島根出身で関西在住の学生と地元の島根大学生をコラボ
一方、参加学生からは、
「これだけ企業のことを深く考える機会はなかった」
「貴重な経験となり、地方の課題がより身近になった」
「こんなに魅力的な場所・人と出会えて最高のインターンシップでした、また訪れたい」
、というような声が聞かれました。
最後の記念写真。学生の皆さん、お疲れ様でした!
最後になりましたが、今回このツアーのために長期に渡ってご協力くださった島根県のすべてのご関係者皆様に、この場をお借りして心から感謝申し上げます。このような貴重な機会を提供くださり、本当にありがとうございました。