先日、楽読インストラクターの小宮山龍一氏に、お越し頂いて、
ChelseaCafe~vol7~ChelseaCafe~vol.7~が開催されました。テーマは、
「楽しく脳が活性化する楽読講座」前回の出口氏の読書の話しに引き続き、
寮生にとって大変興味のあるテーマです。
楽読(速読)というのは、要旨だけを掴んで読む、斜め読み、 飛ばし読みの
イメージがあります。しかし実際は、違います。今回学んだ楽読(速読)は、
「すべての文字を楽しく読んで、なおかつ早く読める」ものでした。
なんと、この楽読の応用で、「一般の女性でも160kmの球を打つ事が出来る」のです。
テレビでも取材されたそうで、実際に動画を見ました。 綺麗に打ち返しており、
寮生の目は釘付けで、楽読とは一体何であろう?と早くもワクワク!!
※実際の動画は、コチラ
楽読を理解する際に、重要なことがあります。それは、「読む」ことは、「見る」と
「わかる」ことであるということです。目と脳を使って 本を読むことが、楽読(速読)
へと繋がります。そのためには、 目の動きと脳の仕組みを知らなければいけません。
脳の仕組みというと、右脳・左脳に大別されます。楽読では、 左脳ではなく、右脳を使い想像力を働かせて、本を読もうということなのです。 人間の脳は、10%以下しか使われていません。トレーニングを用いて、 普段使われていない脳を潜在的に働かせよう、そして本を早く読むコツを掴もうという事でした。
トレーニング内容は、
「1秒間に、文字が映し出され、読み取って言葉にする」
「目の焦点を、右から左へ、上から下へ、近いところから遠いところへ交互に繰り返す」
「姿勢を整える腹式呼吸法トレーニング」
「文章の文字をみて、3倍速の音声きき、友達とはなす」
以上のトレーニングを行いました。
どのトレーニングも、脳は、全ての情報を処理しようという特性に 基づいているものです。目・耳・口から、あらゆる情報を処理しようと 刺激を受け、脳を活性化する仕組みになっていました。一見堅苦しそうな 印象を持ちます。しかし、体を動かすこと、普段意識しない部分を動かすことで楽しくトレーニングを行っていました。
トレーニングを行った後、読む文字数を計測すると平均して、 2倍以上も多くなっていました。誰もが平等に読むスピードが早くなる ということで学生以上に、社会人に多くの人気があるようです。 「読む」は「見る」と「わかる」のバランスが重要です。いくら見る スピードが速かろうと、理解していなければ意味がありません。つまり、1つのことにとらわれていては、新しい気付きを見逃してしまう、 なのでバランスが重要だということです。
今回の楽読を通して、チェルシーハウス内でも、自分のやりたいことばかりではなく、周りをみてみようという動きが感じられます。
□ホワイボードを利用した取り組み
ChelseaCafeを通して、こういった寮生の動きも見られて、さらに、 楽読のように誰にでもチャンスは平等に与えられていること、楽しむことが重要であることなどを、学ぶことが出来きます。 本当に小宮山さんには、感謝でいっぱいです。急遽お越し頂いて本当にありがとうございます。またどこかでお会いできますように。