チェルシーハウスの寮生12名と、四つ葉学園中等教育学校4年生(高校1年生)120名との座談会が、オリンピックセンターで行われました。今回のイベントは寮生が企画運営を行い、「高校時代に知っておきたかったこと」「今の夢や打ち込んでいること」を、画用紙を使って語るスタイルで実施されました。
進路指導の先生の熱い思いから、今回の企画は始まった
四つ葉学園の先生がチェルシーハウス国分寺を訪れた際、先生が考えていた大学生像と異なり、それぞれが自分の軸で将来を考えていることに驚かれました。そして「生徒が抱いている未来や進路に対してのイメージを広げるために、是非座談会を企画して欲しい」という依頼をされたことから、今回の座談会計画は始動しました。寮生が高校から大学に入学するまでの葛藤や、大学に入ってからの活動や変化について語ることは、双方にとって実りある時間になると、話を聞いただけで感じ取ることができました。
伝えるべきことは、高校の頃の自分に伝えたいこと
「大学を休学してでもやるべきこと」から「自分のやりたいことを見つけた」という内容まで様々なテーマに沿って、座談会は行われました。イベント中は、恋愛話も含めプライベートに突っ込んだ質問も飛び交うなど、非常に打ち解け合い盛り上がっている印象を受けました。感極まり涙を流している寮生の姿や、真剣にメモをとる生徒の姿がとても印象深く、微笑ましく感じました。
真剣に向き合って語り合うことは、若者にとって非常に意味のある時間だと感じました。また、きっかけや機会がないと、大学生がこういう場を企画段階から作るのは難しいため、とても貴重な経験になったのではないかと思います。。似たようなイベントは、きっとどこかで開催されているでしょう。だからこそ「チェルシーハウスだからできること」を考える必要性を感じました。今回のイベントは、高校の進路指導の先生とチェルシーハウスという教育寮が出会わなければ、実現しなかった企画です。チェルシーハウスが寮としての成長をし続ければ、今後もまたコラボ企画は生まれるだろうと思います。
※四つ葉学園の皆様がNPO法人NEWVERYのWCV(普段の大学の授業を見に行くプログラム)参加を含む進路合宿のため、都内に宿泊するタイミングに合わせ、今回のイベントを開催しました。