この春、チェルシーハウス国分寺では11人の新入寮生を迎えました。
2022年4月10日。コロナ禍の影響で2019年以来(3年ぶり!)のウェルカムパーティーを実施しました。当日の様子をお届けします。
会場準備OK、体調管理OK、準備万端!
共同生活で大切なこと
「パーティー」といっても、楽しいプログラムだけではなく、共同生活の目線合わせという役割もあります。
そのため、前半部分は、寮生全体で共通認識を持っておきたい事柄に関するガイダンスを行います。
例えば緊急時の避難場所やゴミの分別方法のような、地域の中で生活をする上で必要なルールの確認。
他にも共同生活において大切な配慮や考え方を全体で確認し合います。考え方の一例として、京都大学熊野寮の学生さんが作成した「ハラスメント加害者にならないために」という資料から一部を抜粋して紹介させていただきました。
寮生活に限らずとも、友人関係・学校・職場などあらゆるコミュニティで大切なことですよね。ぜひご一読ください。
コミュニティの交流をより深めるために
チェルシーハウスというコミュニティでの日常的な交流を、より深いものにするために、お互いを(改めて)知るためのワークショップを実施しました。
「偏愛マップ」とは、自分が好きなものだけをひたすら書き上げたシート。シートをもとに、小グループになって内容を紹介し合います。
偏愛マップに書き上げた「好き」をみんなで思う存分語り合います。
「これ聞いたこと無いから詳しく教えて!」「私も〇〇好き!」という反応から、
「□□が好きなら△△もオススメだよ」など新しい情報のやりとりも。
チェルシーハウスでは、お互いが持っている情報をやりとりしたり、自分が知らない物事を他の寮生から教えてもらったり…というコミュニケーションがとても大切にされています。
今回のウェルカムパーティーでは「好きなもの」を切り口にしましたが、例えばインターンシップの情報や将来のビジョンに関する情報も、このように日常的にやり取りがされています。
まずは新入寮生が、このチェルシーハウスという場所で今後どういったコミュニケーションが取られるのかを体感し今後も積極的に関わり合えるな、ちょっとした原体験をつくることを目的にこのワークショップを実施しました。
…とは言いつつ、好きなものについて楽しそうに話している人を嫌いになる人ってなかなかいないですよね。ちょっとした共通項が見つかるだけでも、だいぶ親しみが持てると思います。
新入寮生と既存寮生が少しでも距離を縮めたり、既存の寮生同士が新たな一面を知ったりする機会としても、このワークショップは有意義な時間となりました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、クロージング。
最後にみんなで記念撮影をしてお開きとなりました。
……そして大切なのはこの後。
チェルシーハウスの文化を表す、象徴的な時間が始まりました。
自主企画プロジェクト、スタート!!
それはウェルカムパーティーを終えた後。
自然と寮生からお知らせを共有する時間が始まり、とあるプロジェクトもこの日からスタートしました!
その名もCH DAY(チェルシーデイ)、寮生による自主企画プロジェクトです。
チェルシーハウスには大学生・専門学校生が居住していることから、平日の生活時間帯はほぼ固定化されます。それにより、顔を合わす面々がどうしても固定化してくる…ということが起きていました。
CH DAYは、月に1回イベントを寮生たちが交代で企画する仕組みです。
大掛かりなイベントもあれば、みんなのお部屋ツアーや大掃除など、企画の種類は様々。
コミュニティをより活性化させるための取り組みを、自主企画としてスタートさせてくれました。
チェルシーハウスのコンセプトは「学生時代に、やりたいことを徹底的に」。
住まいであるこの場所をより良くするための活動にも、それぞれの「やりたい」を重ね合わせて、自律的な生活の場をつくりあげていく。
これからどんな企画でコミュニティが色づけられていくのが楽しみですね。
今後の寮生の活動もご紹介していきますので、ぜひご期待ください。
*当日のイベントの様子は動画でもご覧いただけます!ぜひご覧ください。
チェルシーハウス国分寺では、通年で入寮生を募集しています。
学校、学年は問いません(大学院生可)。ぜひお気軽にお問い合わせください。